イは70.8 「楽観的」 マスターカード 消費者信頼度調査
マスターカードが6日公表した2016年下半期のの消費者信頼度調査によると、インドネシアは前回調査(16年上半期)の61・8から9ポイント上昇し70・8となり、「楽観的」と評価された。
アジア太平洋地域の平均60・9を上回り、消費者の信頼回復が実質経済に反映されることが期待される。
調査は対象者に「経済レベル」「雇用」「固定収入」「株式市場」「生活の質」の5項目について質問して割り出したもので、インドネシアは経済レベルは68・9(上半期比17・4ポイント上昇)、雇用は66・5(9・4ポイント上昇)、固定収入は81・3(2・9ポイント上昇)、株式市場は57・9(2・9ポイント上昇)、生活の質は79・5(12・7ポイント上昇)を示し、全項目で上昇した。
アジア各国ではインドが95・3、ミャンマーが92・8、ベトナムが92・3、フィリピンが91・6と高い数値を出した。
一方で台湾が株式市場への不安から大きく数値を下げた(34・2)。
マスターカードの消費者信頼指数調査は消費者傾向を図る指標として1993年から半年に1回実施している。
今回の調査は16年11〜12月の約1カ月間行われ、アジア太平洋地域の17カ国で勤労人口に当たる18〜64歳の8723人を対象とした。
信頼度指数は0が非常に悲観的で、100が非常に楽観的、40〜60が中間。