ジャワ・ジャズ 3月初旬に開催 チック・コリアさん登場
インドネシア最大の音楽イベント「ジャカルタ国際ジャワ・ジャズ・フェスティバル2017」(ジャワ・ジャズ)が3月3〜5日の3日間、中央ジャカルタ・クマヨランの国際展示場(JIエキスポ)で開催される。ことしで13回目。ジャカルタ土着のブタウィ人の文化をテーマに、オンデル・オンデル(厄よけ人形)などが祭典を彩る。
出演者数は前回並みの約100組。うち半数は国外からで、米ジャズピアニスト界の大御所、チック・コリアさんが「チック・コリア・エレクトリック・バンド」として登場。さらに16年4月に死去した米国人歌手のプリンスさんが絶賛した女性ベーシストのニック・ウェストさん、米国人歌手のエリオット・ヤミンさん、日本のインストゥルメンタルバンド、グッドラックヘイワなどが出演する。
国内からは50〜60組。人気歌手アフガンさんや16年9月のジャカルタ日本祭り(JJM)に出演したアンディンさん、トゥルスさんらが登場する。
ステージ数は前回の11から14に増設。屋外ステージを四つに増やし、緑の多い会場作りを心掛ける。
チケットは、1日有効のデーリーパス(65万ルピア)と3日間有効のスリーデーパス(150万ルピア)。追加料金を支払わずに全公演を楽しめる。
会場内の買い物は、冠スポンサーの国営ヌガラ・インドネシア銀行(BNI)の電子マネーを使用する。
主催者ジャワ・フェスティバル・プロダクションのデウィ・ゴンタ社長は「チケット1枚で全公演を見られる、来場者全員のための祭典にしたい」と述べ、3日間で来場者数12万人を目標に掲げた。16年は同11万4千人が訪れた。
チケットは公式ウェブサイト(www.javajazz
festival.com)とスマートフォン用公式アプリなどを通じて販売中。詳細は同サイトまで。(中島昭浩、写真も)