日本映画祭が開幕 12月1日まで 小泉堯史監督が来イ
中央ジャカルタのショッピングモール「グランドインドネシア」ウエストモール8階にある映画館「CGVブリッツ・グランド・インドネシア」で26日、日本映画祭「新作満喫! 日本映画とアニメーション2015」が開幕した。
日本の文化庁がアジアで日本の映画を紹介する事業で、インドネシアは今回が初。イで未公開の日本映画やアニメーション、長編11作品と短編19作品の計30作品を12月1日まで公開する。文化庁の佐伯浩治文化部長は「映画やアニメーションは総合芸術。こうした文化交流は日イの友好の基盤となる。日本の文化や伝統を身近に感じてほしい」と話した。
26日は日本アカデミー賞を受賞した時代劇の名作「蜩(ひぐらし)ノ記」が上映された。舞台あいさつに立った小泉堯史(たかし)監督は「皆さんの心に何か美しいものが響いてくれたらうれしく思う。この映画祭を皆さんで盛り上げてほしい」と呼びかけた。
チケットは1作品2万ルピア。ブリッツのホームページ(www.cgvblitz.com)で先行販売。当日、窓口でも購入できる。短編アニメは無料。(毛利春香、写真も)