幕張でハラルエキスポ イから17バイヤー訪日
ハラル認証を取得した日本食などの展示会「ジャパンハラールエキスポ2015」が25、26の両日、千葉市美浜区の幕張メッセ国際会議場で開催される。ムスリムの観光客や留学生が増える中、日本国内でムスリムへの理解を広め、海外に日本のハラル認証商品をアピールすることが目的。昨年に続き2回目の開催で、今回初めてインドネシアからサリナデパートのイラ・プスパデウィ社長など17社のバイヤーが来日する。
同展示会には昨年に比べ7団体多い67の団体が出展。ラーメンやカレーなど海外でも人気が高い日本食のメーカーが出展するほか、千葉市や大分県別府市などムスリムが暮らしやすい街づくりを進める自治体が出展する。
期間中には、ハラル対応を積極的に進める立命館アジア太平洋大学の今村正治副学長による基調講演や、インドネシア商工会議所協力会のトマス・ハルトノ会長によるビジネスセミナーなど多くのイベントが実施される。
昨年は2日間で約3千人が来場し、全体で200を超える商談が実現したが、実行委員会の寺澤義親委員長は「前回を上回る商談成果を期待したい」と話している。商談エリアは入場無料。(平嶋健人)