祝17周年 大統領メッセージ 日本とインドネシアの友好の懸け橋
じゃかるた新聞創刊17周年に際して、心よりお祝い申し上げます。1998年11月16日の創刊以来、じゃかるた新聞は日本とインドネシアの強力な絆の維持に貢献されてきました。
長年にわたり、両国の政府間ならびに国民間の友好関係について報道されてきました。じゃかるた新聞を愛読されているインドネシアの在留邦人のみなさまが、この友好関係を活発に支えているものと信じております。
日本・インドネシアの関係は、1958年に外交関係が樹立されて以来、着実に発展してきました。2006年、「平和で繁栄する未来へ向けての戦略的パートナーシップ」が署名され、二国間関係はさらに深まりました。
本年3月、私の最初の日本公式訪問により、互恵協力関係はさらに発展し、また安倍晋三首相が4月にアジア・アフリカ会議60周年記念会議に参加され、互恵協力関係は深化しました。私は今後とも安倍首相と二国間関係のみならず、地域及びグローバルな問題を一体になって取り組み、世界平和と繁栄に貢献して参りたいと思います。
両国間の相互査証免除措置により、両国国民間の人と人の絆がさらに深まることを期待しています。
じゃかるた新聞の創立記念時期と重なりますが、これに関連した、2千人にのぼる日インドネシア文化経済観光交流団の訪問を歓迎します。
最後に、日本とインドネシアは、貿易、投資、インフラ開発の各分野において互恵協力ができる多くの機会があります。日本とインドネシアの両国は島嶼国家でありますので、二国間協力は海洋分野で実り多いものとなると考えています。
ここに再度、じゃかるた新聞創刊17周年に祝意を表するとともに、今後ともさらなるご発展をお祈り申し上げます。
友好を祈念して
インドネシア共和国大統領ジョコ・ウィドド