「姉妹」絆の深さ表現したい 久しぶりの共演へ意欲 JKTとAKBメンバーに聞く
2012年以来3年ぶりの合同コンサートを翌日に控えた19日、(写真左から)AKB48の川本紗矢さん、大島涼花さん、北原里英さん、倉持明日香さんとJKT48のメロディーさん、仲川遥香さん、キナルさん、シンタ・ナオミさんがじゃかるた新聞のインタビューに応じた。それぞれが共演できるよろこびとコンサートへの意気込み、今後の夢を語った。
「AKBの姉妹グループとして、海外で活躍している姿がかっこいい」と話すのは、チームBの倉持さん。AKB48のメンバーが海外でライブをするのは久しぶりで、JKTとの共演を楽しみに待っていたという。チームKの北原さんは「JKTメンバーは個性があり、東南アジアの女性らしさやかわいさがある。日本とは違う雰囲気」と新鮮な気持ちを表した。
今年1月、東京で5日間にわたり開かれたコンサート「AKB48リクエストアワー セットリストベスト1035 2015」では、仲川さんがジャカルタから駆けつけた。JKTの活躍ぶりを映したテレビコマーシャルを紹介し、姉妹グループの存在をPR。倉持さんは「JKTがインドネシアのお茶の間の人気者になっていること、メディア露出が多いことに驚いた」と振り返る。
メロディーさんは、自らのグループはまだ経験不足だと謙虚な姿勢。キナルさんは「JKTとAKBは姉妹、家族のような存在。絆の深さをステージで表現したい」と語る。シンタさんは「なかなか共演できない相手。経験を積んできたAKBのメンバーの姿を横で見ながら、ダンスや歌唱力などを吸収したい」と自分たちのさらなる成長へ意欲を見せた。仲川さんは12年の合同コンサートでは、AKBのメンバーとして出演。「今回はJKTのメンバーとして、ステージに立てることがとてもうれしい」と笑顔で話した。
倉持さんは「JKT48が日本に来てくれ、AKB48のファンに知ってもらえたように、今回はAKBの存在をJKT48のファンのみなさんに知ってもらえたらうれしい」と期待を込めた。(山本康行、アリョ・テジョ、写真も)