「クマンは代官山みたい」 旅番組で5日間ロケ タレントの高田純次さん
タレントの高田純次さん(67)は18〜22日の5日間、BS12チャンネル「TwellV(トゥエルビ)」の旅番組「高田純次のアジアぷらぷら」のロケでジャカルタとジョクジャカルタを訪れた。高田さんは「これだけ発展している国だとは思ってなかったよ。発展するジャカルタと遺跡がある古き良きジョクジャカルタなどが共存し、訪れた人々の記憶に残る国になってほしいな」と振り返った。
同番組でインドネシアを紹介するのは初めて。高田さん自身も25年前にバリ島でロケをして以来の来イで、ジャカルタとジョクジャカルタは初めてという。
ジャカルタでは18日から3日間、高級ショッピングモールなどを散策。南ジャカルタの「ガンダリア・シティ」では邦人など外国人を相手にヘビ皮で作った小物を販売するインドネシア人女性と出会い、クマンでは雑貨店や家具店などを回った。
高田さんはヘビ皮商品について「お金を持っている駐在員が多い場所で商売をするのはすごく賢いね」と感心。クマンは「代官山のようでおしゃれだった」と振り返る。
スナヤンにあるアイドルグループJKT48の専用劇場も訪れ、劇場鑑賞したり、日本人メンバーの近野莉菜さん(21)とプラザスナヤンの寿司屋でランチをともにしたりした。
高田さんは6、7年ほど前に姉妹グループのAKB48と番組共演したことがある。当時を振り返り「僕が番組をクビになってからAKBは人気者になった」と苦笑い。JKT48の公演を見てAKB48の駆け出しのころを思い出していたという。
移動中に高田さんは整備された高速道路や立ち並ぶモールといった光景を目の当たりに。交通渋滞にも巻き込まれたが「これから車のカーナビが普及したり、ETC(自動料金収受システム)も整備されてくるんだろうね。インフラを含めて4、5年後のこの国の発展が楽しみだよ」と話した。また「道路を走っているオートバイの量が1日中ずっと多い。みんなどこに行ってるんだろう」と首をかしげた。
インドネシアについては「僕は観光客みたいな立ち位置だから、うわべをなぞるだけになってしまう。長期間、生活してみないとこの国の良さは分からないよね。僕の場合、現地の女性と3年くらい一緒に暮らしたら、魅力を語ることができるんだけどなあ」と冗談を交えて話した。
21日から2日間、ジョクジャカルタでもロケを行った。以前、同番組の日本でのロケで出会ったジョクジャカルタ出身の留学生に案内され、プランバナン寺院を回り、夜のマリオボロ通りなどを散策した。
同番組は高田さんがアジアの国々を訪れ、気ままに街を散策する番組。毎週日曜午後9時から日本で放送中。インドネシア編は1月18日から全4回を予定している。(山本康行、写真も)