レッドソックス杯開幕 きょうからデンパサールで ジャカルタチームも出場
野球インドネシア代表の野中寿人監督が率いるバリ・レッドソックスはデンパサールのレノン公共広場で22日から親善大会「レッドソックスカップ」を開く。10回目となった今大会はジャカルタから強豪チームが参加するほか、野球教室も開く。26日まで。
レッドソックスは2005年から親善大会を開いており今回は過去最多となる6チームが参加する。メンバーのほとんどがインドネシア代表チームの「グラディエーターDKI」は初参戦。昨年に引き続きランプン州や東カリマンタン州のクラブチームも参加する。野中さんによると今大会にはインドネシア代表チームのメンバーの95%が参加する。
第1試合は午前7時から。初日はデンパサール総領事館の柴田和夫総領事が始球式に立つ。野球教室は近鉄などで活躍した元プロ野球選手の野林大樹・駿河台大コーチと野中さんが指導する。
10年の節目を迎え、来年からは準硬式東都リーグの選抜チームやフィリピン、ネパールのチームを招くことも検討。野中さんは「今後はもっと国際色の強い大会にしていきたい」と話した。
代表チームが出場できるかが焦点になっていたアジアカップは15年3月に延期になった。金策に走る野球連盟にとっては朗報だ。
野中さんやインドネシア・アマチュア野球・ソフトボール連盟は来年以降、日系企業などを回り、支援を要請する。(堀之内健史)