【マニュファクチャリング・インドネシア特集】MI2017、来月6日開幕 30カ国・地域から1500社出展 JIエキスポで9日まで
東南アジア最大級の産業機械の総合展示会、第28回マニュファクチャリング・インドネシア(MI)2017が12月6〜9日、中央ジャカルタ・クマヨランのジャカルタ国際展示場(JIエキスポ)で開催される。新たなビジネスチャンスを求め、30カ国・地域の工作・産業機械、工具メーカーなど約1500社が出展する。
日本やドイツ、台湾、シンガポール、中国、韓国、インドなどは、国や自治体が、海外展開を考える自国企業のMI出展を継続的に支援。ブース・スペースをまとめてパビリオンをつくり、インドネシア市場での展開を後押しする。
製造業の99.5%が中小企業といわれる日本は、日本貿易振興機構(ジェトロ)ジャパン・パビリオンの44社を筆頭に、名古屋市と相模原市産業振興財団、新潟県の燕三条貿易振興会、えひめ東予産業創造センターなどの自治体や関連団体が、地元の企業を支援する形でブースを出展する。
3万4千平方メートルの 会場内では、マシン・ツール・インドネシア▽ツールス&ハードウエア・インドネシア▽インダストリアル・オートメーション&ロジスティクス・インドネシア——の3見本市も同時開催される。
期間中は、未来の製造業を支える技術者の技術向上を目指して、インドネシア溶接工業協会(IWES)主催の溶接コンテスト(6〜9日午前11時〜午後4時、ホールB3)やインドネシア金型工業会(IMDIA)主催のこまコンテスト(9日午前11時〜午後5時、グドゥン・プサット・ニアガ)が開催される予定。
ことしの入場者目標は、昨年の3万1580人を上回る3万7千人。開場時間は午前10時〜午後6時(最終日は午後5時まで)。入場無料(登録必要)。
主催は各種イベントを企画、運営するパメリンド・インドネシア社。協賛は、インドネシア工業省と金型工業会、金属加工機械協会(ASPEP)、精密工具工業会(AIPPINDO)、自動車部品工業会(GIAMM)、工作機械工業会(ASIMPI)、鋳物工業会(APLINDO)、 金属機械工業会連盟(GAMMA)など。(太田勉)