3日で100万点取引 EC最大手ラザダ オンライン通販の日

 国内電子商取引(EC)6社が2012年に創設し、ことしで6回目を迎えたオンラインショッピングの日初日の12日、国内EC最大手ラザダ・インドネシアは、14日までの期間中に「100万点以上の商品取引が行われる見込みだ」と発表した。
 ラザダは12日、国内4拠点のフルフィルメントセンター(FC)のうち、西ジャワ州デポック市チマンギスにあるFCを公開。広さ3万平方メートルという同社最大の倉庫で、棚入れや商品のピックアップ、梱包など一連の作業を説明後に、フロリアン・ホルム共同最高経営責任者(CEO)が発表した。
 同倉庫に納品している事業者数は2500。期間中の商品は衣料や白物家電、アクセサリーなど18カテゴリー、総点数は約500万点に上る。倉庫内には冷蔵設備を備えたエリアもあり、食料品も扱っている。
 ホルム共同CEOは「配送中と配送前の商品を含め、商品100万点が取引される見込み。作業員を通常の2倍に増員し、3500人態勢で対応している」と説明。多くは倉庫周辺から雇用した。また、期間中に最も売れる商品として、ファッション▽スマートフォン・タブレット▽健康・美容用品▽妊婦・育児用品▽家庭・日用品——の5カテゴリーを挙げた。
 オンラインショッピングの日に参加するEC事業者は、当初の6社から200社以上に増加。一大セールを行う年末商戦期として定着している。
 ラザダは11日、国内EC企業として初めてテレビ番組を民放で放映。番組と連動したセールなどに反響が多く、「ウェブサイトやアプリへのアクセス数は過去最高を更新し、約3倍に増えた。今後も増える見込み」(同CEO)とした。(中島昭浩、写真も)

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