TJ新路線の運行開始 渋滞回避のルートを設定

 ジャカルタ特別州営トランスポルタシ・ジャカルタ(TJ)は13日、首都圏専用バス「トランスジャカルタ」の南ジャカルタ区ラグナン停留所と中央ジャカルタ区モナス停留所を結ぶ新路線の運行を始めた。アニス・バスウェダン新知事の意向を受け、立体交差の建設工事で深刻な渋滞が発生している南ジャカルタ区マンパン・プラパタンを避けるルート設定となっている。
 新路線の南ジャカルタのデパートメント・プルタニアン〜中央ジャカルタ区ブンダラン・スナヤン区間はパンゲラン・アンタサリ通りを走る。
 マンパン・プラパタンの渋滞を避けるため、ラグナン〜モナス間の所要時間は従来より早い1時間10分程度。
 マンパン・プラパタンの立体交差建設現場は、アニス知事が就任翌日の10月17日に視察。深刻な渋滞を目の当たりにし、問題解決に取り組む姿勢を見せていた。
 同知事の指示で、TJは他の5路線でも渋滞区間を迂回(うかい)する臨時ルートを設定し、10月23日から朝夕の通勤・通学時間帯限定で運行を始めた。(上村夏美)

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