日差しに負けず全力 JJS幼稚部運動会 194人が最後まで

 ジャカルタ日本人学校(JJS)幼稚部の運動会が14日、JJS中学部グラウンドで開かれた。年少組と年長組の混合で結成された黄、水色、緑、ピンク、赤、黄緑の全6チームの園児194人が、照りつける日差しに負けず、全力を出し切った。
 ことしのテーマは「シーパラダイス」。大海原へと進んでいく海の冒険をイメージした競技や南国の踊りなど、園児たちは1カ月以上かけて練習してきた。
 仲間と共に冒険へ出発する「うみのぼうけんたい」体操でプログラムがスタートした。続く駆けっこでは練習の成果をみせ、一人一人が力強くゴール目指して最後まで走り抜けた。一生懸命走る子どもたちにあちらこちらから声援が送られた。
 また、プログラムの中には未就園児や保護者、JJS小学部の児童などが参加する競技もあり、会場が一つとなってみんなで運動会を楽しんだ。PTA競技の玉入れでは、対戦する3組の玉の数がいずれも30となった。「結果は、全員の勝ちです」と会場から拍手が起こる場面もあった。
 年長組の親子競技「よ〜し! ファインディング イカン!」、年少組の親子競技「パイレーツ アドベンチャー」では、それぞれ親子で共に力を合わせ絆を深めた。
 年長組園児が年少組園児をリードした障害物競争「海の冒険 ゴー! ゴー! Vサイン!」。園児たち自身が振付などを考えて準備してきた「応援合戦」などどれも一生懸命な園児の姿を保護者らは温かい目で見守った。
 最後には「応援大賞」のほか、各チームに「元気がよかったで賞」「一生懸命だったで賞」など賞が送られ、子どもたちの笑顔いっぱいの運動会は幕を閉じた。
 ピンクチーム、年長のらいおん組の渡辺まこちゃん(6)は「リレーがとても楽しかった。ずっと練習をしてきた応援合戦を頑張った」と話した。
 水色チーム、年少のうさぎ組の柴田結衣ちゃん(5)は「障害物競走、力を合わせて頑張った。とっても楽しかった」と話した。母親の多恵子さんは「日本の幼稚園とは違う、テーマに沿った凝った内容の競技ばかりでこちらも楽しかったです」と話した。(上村夏美、写真も)

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