元日本実習生が全国大会 西ジャワ州 各地から4000人集結 (2017年10月09日)

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 日本の公益財団法人、国際人材育成機構(アイム・ジャパン、本部・東京都中央区)を通じて訪日したインドネシア人元技能実習生らが交流を深める「日本修了生全国大会」が8日、西ジャワ州カラワン県で開かれた。元実習生らで構成されるインドネシア研修生実業家協会(イカペクシ)関係者や家族ら約4千人が来場した。
 イカペクシのスプリヤント実行委員長やエディ・ワルヨノ会長、アイム・ジャパンの柳澤共榮会長らがあいさつした。また、実習生の受け入れ経験のある企業など約20社30人ほどが日本から参加した。
 場内には元実習生が設立した企業などの約110ブースが出展し、業務内容をアピール、会場を盛り上げた。
 大会に参加した元実習生のウマル・ハムダンさん(41)は1997年から福岡市の九電工で2年間実習し、帰国後に電気設備工事会社の「デンキ・エンジニアリング」を設立した。現在は九電工などと同じプロジェクトに携わることもあるというウマルさん。約20年前を「(日本では)叱られた後、何が悪かったのか考え、行動することを学んだ」と振り返った。
 日本から大会に参加した日興製作所(本社・京都市伏見区)の山本晃久社長は、約20年間にわたって受け入れた元実習生らの活躍を見ようと来イ。同製作所の下請け企業の経営者となった元実習生について「研修生の面接や修了生の進路の相談窓口になってくれている」と語った。
 日本修了生全国大会は、インドネシア各地で開かれていた元実習生の集まりを全国規模でやろうと2015年に始まり、ことしで2回目。
 アイム・ジャパンは外国人技能実習制度が創設された1993年にインドネシアからの実習生受け入れを開始。これまでに4万人以上が帰国し、うち約半数が自営で生計を立てているとされる。現在も年間約1800人が日本へ派遣され、日本側の労働力不足もあって、近年は増加傾向にあるという。(坂田優菜、写真も)

あいさつするスプリヤント実行委員長と関係者ら
あいさつするスプリヤント実行委員長と関係者ら

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