テーマは「懐古」「白黒」 イストラ・スナヤン 競泳プール改修工事 (2017年10月07日)

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 大規模改修中の中央ジャカルタのブンカルノ競技場。室内競技場のイストラ・スナヤンは「懐古」、競泳場は「白黒」をテーマに工事が進む。
 広さ8千平方メートルに四つのバドミントンコートが入るイストラ・スナヤンは昨年9月に着工し、進ちょく率は93%に達した。
 担当する国営建設アディカルヤ施設部のイムロン・クサイニさんによると、基本的な構造は維持し、セイコー製の電光掲示板をはじめ、窓や照明、空調、監視カメラなどを新調した。座席はほとんどがプラスチック製のシングルシートに生まれ変わったが、長椅子の一部は「昔を思い出してほしい」と5人分10列の50人分の席を残した。木は国産のチーク材で、木製の床も真新しく磨き直している。
 イムロンさんは「完成当時、スカルノ大統領はメーンスタジアムが王様で、イストラは女王様と表現した。昔を思い出せるように当時の木材や手すりを残している。歴史的観光地になってほしい」と語った。
 一方、競泳と水球、飛び込みなどが実施される競泳場は、国営建設ワスキタカルヤが改修を担当。これまでは屋外施設だったが、波形の屋根を取り付けた。
 ケフィン・バグス品質管理担当は「建物は白と黒を基調にしたデザイン。水質などの管理システムは昨年のリオデジャネイロ五輪と同じスペイン企業製を導入した」と説明した。
 競泳と飛び込みプールの観客席は座席を新調、1983年に増設した水球用プールに観客席と室内観戦スペースを新設した。進ちょく率は95%で、10月末までに改修を終える。
 改修工事の現場には、地元メディアのほか、社会科見学や授業の一環で訪れる学生の姿も。6日はヌサンタラメディア大学(UMN)メディア学科の学生4人が模擬取材のために訪れていた。(中島昭浩、写真も)

完成当時からある木の床。観客席はほとんどがプラスチック製に生まれ変わった
完成当時からある木の床。観客席はほとんどがプラスチック製に生まれ変わった
1962年の完成当時からある木を磨き直して生まれ変わった長椅子を説明するイムロンさん
1962年の完成当時からある木を磨き直して生まれ変わった長椅子を説明するイムロンさん

完成当時からある曇りガラスを敷きつめたシャワールームの壁
完成当時からある曇りガラスを敷きつめたシャワールームの壁
観客席が作られた水球用プール
観客席が作られた水球用プール

競泳プールの観客席。作業員が座席番号プレートを付ける穴を開けていた
競泳プールの観客席。作業員が座席番号プレートを付ける穴を開けていた

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