展示会 同時開幕 日系各社アピール 建機・海洋・石油ガス・鉱業・土木 JIエキスポ  (2017年09月14日)

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 中央ジャカルタ区クマヨランの国際展示場(JIエキスポ)で13日、五つの展示会が同時に開幕した。建設の「コンストラクション・インドネシア」、海洋技術の「マリンテック・インドネシア」、石油・ガスの「オイル&ガス・インドネシア」、鉱業の「マイニング・インドネシア」、土木の「コンクリート・ショー」で、主催者は4日間で約40カ国から4万5千人が来場すると見込んでいる。
  
 建設展示会には、金属部品の切断加工を手がける大松精機(本社・岡山県倉敷市)と解体機用のアタッチメント製造のタグチ工業(本社・岡山市)が出資するガジラ・インターナショナルが出展した。
 解体工事時などに使用する圧砕機や、ドライブミキシングと呼ばれる地盤改良に使用される機械などを紹介した。ドライブミキシングは地盤を掘削し、薬剤を加えて撹拌(かくはん)、混合して固くする。
 ガジラ社の篠原央典社長は「2年前にも同展示会に出展したが、興味を持ってブースを訪れてくれる方は増えている」という。
 同社ではフォークリフトのメンテナンス体制も充実させている。「日本と同基準で行っている」(篠原社長)という。
 「マイニング」では、ダイヤモンド工具などを製造する旭ダイヤモンド工業インドネシアが、銅や金などの鉱物の掘削時に、地盤の調査などに使用されるビットを紹介した。固い地盤に耐えられるよう先端にダイヤモンドが使われている。
 原智彦社長によると、インドネシア国内でダイヤを使ったビットを製造しているのは1社のみ。「金や銅、ニッケルなどの掘削事業者が主な顧客。価格や政府の規制などにも影響されるが、日本品質をアピールしてオーストラリアや東南アジア各国に販売を進めていく」と話した。 

■原油価格回復に期待
 ホールBとCでは海洋技術をアピールする「マリンテック」と石油・ガス関係の技術を紹介する「オイル&ガス」が始まった。
 リアウ諸島州バタム島のカビル工業団地内に工場を持つ横浜ゴムが出展した。
 原油輸送に使用する「マリンホース」と船舶の港湾接岸時などに使用する「空気式防舷材」の材料混合、成型、加硫の工程を一貫生産する設備を持つ。同社幹部は「原油価格が低迷している現在は我慢の時期。他のアジア各国への販売を進める意味で、展示会出展の意味は大きい」と話す。
 オイル&ガスでは再生エネルギー導入を政府が推進する情勢下で、中国系の企業などが関連技術や設備をアピールした。(平野慧、写真も)

圧砕機のアタッチメントなどを展示するガジラ・インターナショナルの篠原社長(中央)とタグチ工業の青木善裕社長(左)
圧砕機のアタッチメントなどを展示するガジラ・インターナショナルの篠原社長(中央)とタグチ工業の青木善裕社長(左)

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