国際線乗り入れ開始 スカルノハッタ 来月1日から第3ターミナル

 スカルノハッタ国際空港(バンテン州タンゲラン)の第3ターミナルで、5月1日から国際線の乗り入れを始める。国営ガルーダ・インドネシア航空が国際線を移動させ、7月までに順次、他の航空会社も移動する予定。昨年8月に開業した同ターミナルは東端の国内線エリアのみ利用されていたが、国際線の共用開始で全面運用となる。
 国際線への入り口は、第3ターミナル西端に設けられた。スカルノハッタ空港では現在、国際線は第2ターミナルで運航し、国内線は第1ターミナルを使用。第3ターミナルではこれまでガルーダ航空の国内線のみが使用してきた。 
 ガルーダ航空は28日、メディアや関係者向けに同社の第3ターミナル国際線用施設を紹介した。26のチェックインカウンターのほか、2100平方メートルのエグゼクティブラウンジを完備。同ターミナル初の国際便は、5月1日午前6時10分発シンガポール行きの便。ガルーダ航空は利用客に対し、出発2時間前には搭乗手続きを済ませるよう呼びかけている。 
 国営空港管理第2アンカサプラによると、ガルーダ航空の国際線の運航状況を見ながら、航空連合スカイチームに加盟している航空会社が順次移動していく予定だという。 
 第3ターミナルには、3機の超大型旅客機エアバスA380を含む計17機が駐機できる駐機場(エプロン)を備えている。また、荷物を受け取るベルトコンベアが六つあるほか、出国、入国それぞれ32、計64のイミグレーションカウンター、同じく出入国それぞれに15、計30の自動化ゲートなども完備した。 
 国際線の運航にあわせ、出入国審査入り口付近の商業エリアには、飲食店や書店、手工芸品店などがオープン。6月には、三つのターミナルを結ぶ全自動無人運転車両システム(APMS)スカイラインのうち、第2〜第3ターミナル区間のみ運航を開始する予定。(毛利春香)

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