料金所統合で渋滞緩和 メラック高速道路 一律料金を設定 (2017年04月12日)

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 公共事業・国民住宅省の高速道路調整機関(BPJT)は、高速道路の渋滞緩和策として料金所の統合を進めている。ジャカルタ首都圏とジャワ島西端を結ぶメラック高速道路(98キロ)に一律料金を導入、支払いにかかる時間を短縮する。5月末にはジャゴラウィ高速にも適用する予定だ。

 メラック高速では、慢性的な渋滞が発生していたバンテン州タンゲランのカラン・トゥンガ料金所を9日に閉鎖した。ジャカルタ側の出入り口のトマン(西ジャカルタ)〜チクパ(タンゲラン)間に料金所5カ所を新設。チクパ料金所ではレーンを増設し、待ち時間を短縮する。
 これに伴い、乗用車、トラック、バスなど計5車種の料金を一律7千〜2万ルピアにした。トマンからチクパに向かう場合は高速を降りる時、逆方向は乗る時に料金を支払い、交通の流れが滞らないようにした。支払いは現金と電子マネーカードに対応する。
 近距離の場合、料金は乗用車で4500ルピア高くなるが、長距離は1500ルピア安くなる。チクパ〜メラック間の料金は、これまで通り距離に応じて算出される。
 BPJTのヘリー・トリサプトラ局長は「料金所の支払い待ちで30分〜1時間を無駄にしている」と料金所統合の狙いを説明する。
 しかしカラン・トゥンガ料金所の閉鎖で他の料金所で渋滞が発生しており、混雑を移動させただけで、料金所分散による渋滞緩和の効果は限定的との指摘も出ている。高速運営管理会社のジャサ・マルガは、現金ではなく電子マネーを利用して混雑解消に協力してほしいと呼びかけている。
 一方、ジャカルタ〜ボゴール(西ジャワ州)〜チアウィ(同)を結ぶジャゴラウィ高速では、5月23日から料金所の統合を予定している。
 チブブル・ウタマ(東ジャカルタ)とチマンギス・ウタマ(西ジャワ州デポック市)の料金所2カ所を閉鎖。全区間で一律料金を設定する。金額は未定。チアウィに向かう場合は降りる時、ジャカルタに向かう場合は乗る時に料金を支払う。(中島昭浩)

閉鎖されたバンテン州タンゲランのカラン・トゥンガ料金所=9日、アンタラ通信
閉鎖されたバンテン州タンゲランのカラン・トゥンガ料金所=9日、アンタラ通信

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