国内趣向を重視 ダイハツ創立110周年記念式典

 アストラ・ダイハツ・モーター(ADM)は1日、北ジャカルタ・スンタルの同社工場で本社創立110周年を祝う記念式典を開催した。
 同社は1962年のアジア大会でミゼットが公共交通として採用され、インドネシアに初登場。92年にADMが設立され、2004年にトヨタと共同開発した小型MPV(多目的車)のセニアの製造販売を開始。11年には西ジャワ州カラワン工場を建設した。
 16年のトヨタの完全子会社化以降について、アメリア・チャンドラ・マーケティング担当取締役は「別セグメント、別プロダクション・レンジの製品を扱っており、今後もそれぞれ独立したブランドとしてやっていく」と説明。「自社の強みである環境や暮らしへの負担の少ないコンパクトカーの技術などで貢献していく」と述べ、「グローバルカー投入より、インドネシアの人々の趣向にあわせた車を提供していく」と強調した。
 ダイハツは1907年、発電機製造として大阪で創立、30年にオート三輪の開発で自動車産業に参入。昨年トヨタの完全子会社となった。(太田勉、写真も)

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