【写真劇場】線路上は町

 中央ジャカルタ・スネン駅から南へ200メートルほどの線路で数百人が生活している。ほとんどの人の職業はごみに関するもの。
 街でペットボトルなどのごみを拾ってくる人、それを材質や商品ごとに仕分けていく人など分業ができている。
 炎天下の23日昼、複線の線路の間でワワンさん(40)がごみを焼却していた。立ちこめる煙の中を電車が通過していく。ワワンさんは炎の中にある金属を集め、1キロ6万ルピアで売るという。 
 「とにかく暑い。仕事後の一杯がたまらないね」とそばの商店でジュースを購入。住居、商店、食堂、水浴び場‥。線路上には何でもあり、一つの町を作っているようだ。 (堀之内健史、写真も)

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